1.公募展を選ぶ
作品がアトリエで眠っているなら、ぜひ公募展に出展してみませんか?作品を出展し、評価を受けてみることは、新しいステージへの第1歩です。自分の作風や特色を生かした公募展を選んで出展しましょう。

公募展は大きくコンクール展美術団体展の2つに分けられます。
A.コンクール展

美術館や企業、自治体などが主催するもので、入選者・受賞者の数は少なめ。しかしながら、受賞者には高い賞金が出たり、作品が買い上げられることが多い。
審査員は、美術評論家・美術作家・学芸員・主催企業のトップなど。


入選作品の展覧会や画集を見て、コンクール展の傾向を把握することが大切。
また審査員の顔ぶれも、そのコンクール展の傾向を判断する重要な材料。審査員が変わると入選作の傾向も変わることがあるので注意。
具象・抽象・現代美術などのジャンルや、作品の素材をチェックして、自分の作風に合ったコンクール展に出展しよう。

B.美術団体展


美術団体が主催する展覧会。美術団体は会員、準会員、会友などの構成員と一般出展者から構成される。一般出展者が会員になるためには、その団体展で賞をとったり、何回も入選することが必要である。
審査員は、その美術団体の構成員や美術評論家など。


一般的に・・・
団体の知名度が高い場合 ........... 入選率が低い
団体の知名度が低い場合 ........... 入選率が高い(初出展大歓迎!)


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