現 象
絵具層の中の顔料自体が変色する。
@不適当な混色により化学反応で変色する場合。
A不適当な混色により物理現象で変色する場合。
B大気中の有害ガスの作用により変色する場合。
C経時的に顔料自体が変色する場合。
原 因
・シルバーホワイトと ウルトラマリン系の絵具の間で黒色の硫化鉛生じて黒変する。
一般的に言われるシルバーホワイトとバーミリオン系や カドミウム顔料との間では変色は起こらない。
・シルバーホワイトや一部の着色力の大きい絵具(プルシャンブルー、 ライトレッドなど゙)と着色力の弱い絵具の混色で弱い方の色が食われてしまう。
・大気中のガス(亜硫酸ガスナド)により鉛系の構造を持つ顔料が黒変する。
シルバーホワイト、 クロムイエロー、 クロムグリーン系などで起こりやすい。
・絵具自体の耐光性の弱さや、変色性による。
耐光性の弱いもの−−−−−蛍光顔料、マダー系、ガンボージなど
経時的変色性があるもの−−エメラルドグリーン、 クロムイエロー系など
対 策
油絵具の場合、揮発精油等で薄めることを避ける。水性絵具の場合は、混色制限を厳密に守ること。
@食われ方を予測した混色を心がける。
A作品完成後に、タブロー等のニスで画面を保護する。
B変化しやすい絵具は使用しない。 


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