東洋と西洋を共有するベルギー前衛作家

『 パトリック・ジェロラ 』

〜 色彩が光と音を奏でる世界 〜

パトリック・ジェロラは、1959年にベルギーの首都ブリュッセルに生まれました。
幼い頃から、画家である母親の影響を強く受け、ブリュッセル王立美術アカデミー卒業後は、1981年からモーリス・ベジャール主宰の舞踏学校「20世紀バレエ団」や、同バレエ団の芸術監督ミシャ・ヴァン・ウック率いる劇団「ムードラ」で舞台美術を手がけました。
1983年、生活と創作の拠点を日本へ移したジェロラは、つくば科学万博フランス館の装飾(1985年)や壁画制作等を数多く行うかたわら、「ベルギーの民間大使」といわれる程、日本とベルギーの文化交流に積極的に係ってきました。

1989年、鎌倉にアトリエを設けたジェロラの作品には、自然と共存し、巧妙に光を取り入れる日本文化の影響が顕著に現れています。
特に近年は、古典的な技法や自然由来の色にこだわり、源泉に立ち戻りながら独特な風景画を制作しています。また、「感じた事を描く」というその作品は、東洋人に西洋を、西洋人に東洋を喚起させ、確固たる存在を示しながら、その周辺をも活かし、光と音を奏でる官能的な空間を創り出しています。

この展覧会では、古典的なフレスコ画法を用いて描かれた風景画60点ほかに、ベルギー名物の小便小僧に彩色を施したオブジェ42点等106点の展示を予定しております。中でも、この展覧会に向けて制作され、世界4大宝石(合計27.98カラット)を用いた新作『祭り』は必見です。
また、この展覧会では、ジェロラ自らが展示空間を手がけるほかに、ドキュメンタリー映像や写真を通して、作家とその活動に迫ります。
源泉に回帰しつつ、常に新風をもたらすパトリック・ジェロラの活力と情熱の世界をご堪能ください。


東洋と西洋を共有するベルギー前衛作家「パトリック・ジェロラ」展
会   場
メルシャン軽井沢美術館
会   期
2005年4月23日(土)〜7月3日(日)
開館時間
9:30〜17:30 火曜日休館(但し5月3日の火曜日は開館)
※入館は閉館の30分前まで
観  覧  料

一般800円、大学生600円、中・高校生500円、小学生300円
※団体20名様以上は100円引

お問い合わせ
メルシャン軽井沢美術館
〒389-0207 長野県北佐久郡御代田町馬瀬口1799-1
TEL:.0267-32-0288 FAX:0267-32-0289
URL:http://www.mercian.co.jp/musee/index.html


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