没後100年記念 フランスの至宝「エミール・ガレ展」

アール・ヌーヴォー芸術を代表する工芸家エミール・ガレ(1846-1904)は、19世紀後半、フランスのナンシーを拠点に、ガラス、陶器、家具という幅広い分野に想像力を発揮し、独創的な世界を切り開きました。
ガレの芸術はジャポニズムや象徴主義、自然主義、博物学の成果など、時代の趨勢と深く関わりあいながら展開し、独自の表現理論に幻想的なイメージを絡み合わせた特異な世界を確立しました。
また、普仏の戦争敗北やドレフュス事件など、当時世論を沸かせた社会問題にも積極的に関わり、作品に表現しました。
この展覧会は、エミール・ガレ没後100周年を記念し、ガレの全貌を解き明かそうというものです。
総出品点数200点にもおよび、そのうち約40点は、オルセー美術館、エルミタージュ美術館、デュッセルドルフ美術館など海外の美術館から選りすぐりの名品で構成されており、過半数が日本初公開となります。
デンマーク女王、ロシア皇帝が愛した珠玉のガラスも含まれ、中でもデンマーク王室のコレクションは、現在でも王室内の一角を華麗に飾っています。
国内からも北澤美術館の名品や今まで公開されていなかったポーラ美術館のコレクションが出品され、見所は付きません。
また、ジャポニズムへの傾向から見られる時期にも焦点をあて、浮世絵や北斎漫画からの影響も検証されています。
ガレが達成した広範な創造の世界と奥深い芸術への理解を深める絶好の機会です。
足を運ばれてみてはいかがでしょうか。


■フランスの至宝「エミール・ガレ展」
会     場 江戸東京博物館
会     期 2005年1月22日(土)〜4月3日(日)
9:30〜17:30(但し入場は閉館の30分前まで)
※木・金曜日は20:00まで開館
休館日:毎週月曜日(但し、3月21日開館、翌22日休館)
観   覧  料 一般:1200円、大学生・専門学校生:960円
小学生・中学生・高校生・65歳以上:600円
未就学児童と身体障害者手帳、愛の手帳、療育手帳、精神障害者保険福祉手帳をお持ちの方とその付き添いの方(2名まで):無料
お問い合わせ 江戸東京博物館
TEL:03-3626-9974
URL:http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/


■エミール・ガレ展 関連講座
講  演  会
1.エミール・ガレ
芸術とメッセージ
講  師:フィリップ・ティエボー
    (オルセー美術館主任学芸員)
日  時:1月22日(土)14:00〜15:30
受講料:500円
定  員:150人
2.エミール・ガレ
創作の軌跡
講  師:鈴木潔(美術史家)
日  時:2月27日(日)14:00〜15:30
受講料:500円
定  員:400人
体 験 教 室
1.グラスリッツェン
ガラスのプレートに、ポイント(針)で絵柄を彫刻
講  師:宮澤淑恵・渡辺安子
日  時:1月29日(土)13:30〜16:00
受講料:1000円(材料費)
定  員:50人
※小学生は要保護者同伴
2.グラスクレイ
光を通す粘土を使って、アール・ヌーヴォー作品を制作
講  師:服部麻加
日  時:2月26日(土)13:30〜16:00
受講料:1500円(材料費)
定  員:50人
※小学生は要保護者同伴
松永英也バレンタインコンサート
トロンボーンが
奏でるガレの世界
ガレの作品をイメージして作曲した
「flower of fire」などを演奏
日  時:2月12日(土)
     1)11:00〜11:45 2)14:00〜14:45
料  金:無料
定  員:各回400人


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